先週、先々週と2週間で21軒の韓国料理店を取材し、
その合間に28ページ分(約3万5000字)の原稿を書く。
そんな修羅場を迎えていたためブログが書けませんでした。
この3連休は初日、2日目を自宅作業に当てられたので、
21軒分の取材原稿、約20ページ分と格闘しております。
ライターの仕事は、時にこうした物量との戦いが起こるんですね。
ようやくメドが立ってきたので、ブログも更新したいと思います。
まあ、どんなに忙しくても、飲む時間は確保していますけどね。
取材をすべて終えた先週の金曜日、某オフ会に参加してきました。
会場となったのは、980円料理を掲げる「キュウパキュウパ」。
以前は歌舞伎町にありましたが、2008年9月に新大久保へ移転。
「おんどる」、「アサラン」、「てじまぅる」などと同じ通りにあります。
店の前はよく通っていましたが、入るのはこの日が初めてでした。
大勢の宴会だったので、料理は飲み放題コースで注文。
飲み放題の内容によって、4000円と4500円があります。
マッコリを飲むなら、4500円という選択肢ですね。
メイン料理はサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)ですが、
その鉄板というのが、ちょっと独特な形状をしておりました。
肉を載せると、逆にわかりにくいですかね。
手前にある黄色いゾーンがケランチム(卵蒸し)。
奥にちらっと見える、赤いゾーンはキムチチゲ(キムチ鍋)です。
サムギョプサルを焼きつつ、ほか2種類の料理も同時に楽しめるという、
なんとも便利な、一石三鳥の工夫が宴会を盛り上げました。
最初は豚の脂が両サイドに落ちていくのかと思いましたが、
鉄板は写真左手方向に傾いており、あまり関係はないようです。
むしろ、いちばん左のポケットにスライスニンニクを並べておき、
それを豚の脂で焼く、といった説明がメニューにはありました。
まあ、食べ進むうちに、焼けた豚をキムチチゲに投入したり、
はたまた豚肉でケランチムを一緒に食べたり、となりますけどね。
こういう鉄板がある、というのは話に聞いておりましたが、
初めて体験し、これは楽しい! というのがよくわかりました。
アイデアによっては、いろいろな料理と絡められそうです。
そのほかの料理もなかなか充実しておりましたね。
キムチ盛り合わせ、ナムル盛り合わせに加え、
まるでユッケのように盛り付けられたのはチャンジャ。
スケトウダラの内臓の塩辛です。
ほかにもキムパプ(海苔巻き)があって……。
チャプチェ(春雨炒め)があって……。
チヂミがあって……。
これらが出てくる間に、サムギョプサルの追加があって。
といった感じに、トータルではかなりボリュームのあるコースでした。
ケランチム、キムチチゲもなくなればおかわりをくれましたしね。
仕上げは石焼きビビンバか、トッポッキ(餅炒め)かで選択。
トッポッキがシメの1品に含まれているのは珍しいですね。
その写真だけ撮り忘れましたが、両方を半分ずつ作ってもらいました。
金曜日の夜だったこともあって、店内は満員、外にも行列。
確かにこのボリュームと、値段であればお客さんは集まりますよね。
新大久保気分を味わいつつ、大勢でわいわいやるにはいいお店でした。
店名:キュウパキュウパ
住所:東京都新宿区大久保1-17-16第2玉屋ビル1階
電話:03-5272-6658
営業:11:30~翌4:00(月~土)11:30~24:00(日)
定休:なし
3 Responses to 新大久保「キュウパキュウパ」で宴会コース。