楽しかった休暇はどこへやら。
溜まった仕事に埋没し、早くも日常にどっぷりです。
書かなきゃいけない記事も溜まりますしね。
とりあえず急いでフィジーでの報告からしたいと思います。
まずはやっぱり食べた物から。
ただ、フィジー料理というのはあまり種類豊富でなく、
観光客レベルでは、限られたいくつかにしか出会えません。
そのもっとも有名な伝統料理のひとつが冒頭の写真。
ロボ料理と呼ばれる、肉や魚の蒸し焼きです。
ココナッツの葉でくるんだ食材を土中に埋めて、
2時間ほどじっくり蒸し焼きにしたものです。
ココナッツ以外にバナナの葉も使用するみたいですね。
中には鶏、豚、牛のほか、サワラ系の大きな魚と、
タロイモ、キャッサバ、サツマイモ、バナナなど。
蒸し上がりの後、少しのんびりしていたらこの状態。
たくさんの人が我先にとつついておりました。
あとはちょっと見にくいですが、こちらもフィジーの伝統料理。
タロイモの葉でコンビーフを包み、ココナッツミルクで煮たパルサミ。
ちょっと風味の変わったロールキャベツのような味になります。
こちらはロブスター料理。
豪華さを目指すとこの手のシーフードが多いですね。
マナ島ではロブスター尽くしのコースを食べたのですが、
ほかにロブスターの握り寿司とブイヤベースが出てきました。
また別の店ですが、こんなでっかいプレートも。
ロブスターとエビのグリル、イカの揚げ物、すり身の揚げ物、
牡蠣のグラタン、キハダマグロのステーキといった盛り合わせ。
左に足だけ見えているマッドクラブも含めてこれで2人前。
ただ、これらはフィジー料理というよりも、
いろいろな国の食文化が混ざっている感じですね。
南太平洋の食文化と、宗主国であるイギリスの文化、
移民してきたインド系、中華系の人たちの影響が強いです。
加えて近隣のオーストラリアやニュージーランドなど。
それらすべてが入り混じってフィジーの料理になっています。
フィジーで最初に食べたのもフィッシュ&チップスでしたしね。
せっかく英語圏に来たので英会話をしてみようと、
店の人に尋ねたのですが……。
「この魚って何ですか?」
「マヒマヒよ」
「マヒマヒって、それフィジー語ですか?」
「英語よ。英語でマヒマヒ」
英語らしからぬ単語だなあ、とそのときは思ったのですが、
帰ってきて調べたらハワイ語でした(和名はシイラ)。
ほかにもいろいろ魚の名前を尋ねたのですが、
先のロボ料理の場合は、ワフワフ(和名は結局調べがつかず)。
また別の機会にワルーという魚も食べたのですが、
それはどうやらサワラの一種らしい、というところで止まっています。
どなたか正式な和名をご存知の方は教えてください。
あとは、どでかいピザとか……。
クラブサンドイッチなんぞを食べておりました。
フィジーらしいものを食べたい、と極力頑張っても、
なかなかそれらしいものには出会えないというジレンマです。
インド系の人たちが作るカレーも代表的な料理のひとつ。
19世紀から20世紀にかけてイギリスの植民地だった頃、
多くの労働者が砂糖のプランテーションのために連れて来られました。
その人たちが定住し、現在はフィジー系の人とかわらないぐらいの人口に。
町を歩いていると、至るところでインド系のお店を見かけます。
あと、美味しかったのはフルーツですかね。
パイナップル、マンゴー、パッションフルーツ、バナナ、
オレンジ、スイカ、メロンなどを食べてきました。
この写真を、デザートがわりということにして。
次回「フィジー報告~飲んだものたち編」へと続きます。
2 Responses to フィジー報告~食べたものたち編。