「韓国で必ず行くところはどこですか?」
という質問を受けることがあります。
僕の答えは決まっており……。
「空港のロッテリア!」
けっこう真面目に答えているつもりなんですけどね。
たいていは苦笑いをされて終わりです。
韓国のロッテリアはなかなかアンテナが高く、
何か食のブームがあると、必ずそこに乗っかってきます。
ウェルビンブームのときは、ウェルビンバーガーを。
激辛ブームのときは、激辛の燃えるイカバーガーを。
最近は韓牛ブームなので、昨年から韓牛バーガーが出ています。
「ロッテリアを見ると食の流行が見える!」
というのが僕の持論で、ロッテリアに注目するのです。
市内を歩いているときに見つければメニューを確認しますし、
日程中に行く機会がなければ、帰りの空港で立ち寄ります。
たいていは空港で最後の1食として食べるんですけどね。
そんな訳で今回も、金浦空港のロッテリアに行きました。
新商品はプルセバーガー。
一瞬でも「火の鳥バーガー」だと思った僕は大アホです。
プルコギのプルに、エビを表すセウのセで、プルセバーガー。
要するにプルコギバーガーと、セウバーガーの合体版ですね。
ただ、このビジュアルから……。
こう中身が出てきたのには驚きました。
2つのハンバーガーを合体させるために大きなバンズを作り、
プルコギパテと、エビのパテをそれぞれ挟んでいます。
メガマックのように縦方向に伸ばすバーガーはよく見ますが、
横につなげる、という発想は初めてお目にかかった気がします。
ダブルバーガーというと、ハンバーグ2枚になりますので、
表現するならば、ツインバーガーとでもいうものでしょうか。
見た目は派手ですが、2種類を一緒に味わうものでもなく。
プルコギバーガーとセウバーガーを、個別に食べた味がしました。
おなかの膨れ具合だけが、いつもの2倍というだけです。
韓国ロッテリアは時折り妙な新商品を作るんですよね。
そこに驚くのも、大きな楽しみではありますが、
もしかしたらツインブームかなにかが来ていたりするんですかね。
そういえば最近、スープのある冷麺と、ピビンネンミョンを、
間に仕切りのある器で両方盛る、というのをちらほら見ます。
チャジャンミョンとチャンポンの合い盛りはすでにありますし、
ヤンニョムチキンとフライドチキンのハーフ&ハーフなども。
2種類の味を一緒盛りにするブームが到来!
とまた根拠のない予想を披露してしまいますが、
そのぐらいロッテリアを信頼している僕だったりします。
どうやら30周年の記念バーガーだったようですね。
これからもますますの活躍を期待しております。
7 Responses to 金浦空港のロッテリアでプルセバーガー。