引き続きの京都報告です。
錦市場で大量の買い食いを楽しんだほかにも、
あちこちで名物グルメを堪能してきました。
冒頭の写真は、京都名物のにしんそば。
いつすり込まれた記憶かわかりませんが、
京都といえば、にしんそばがいちばんに思い浮かびます。
実家でも食べていたような記憶がありますが、
なんかの頂き物だったか、お取り寄せだったのか。
子ども心に、
「不思議な組み合わせだけど、なんだかうまいな」
と感じていたのを覚えております。
訪れたのは明治15年ににしんそばを考案した元祖店。
記憶にあるにしんそばは、こんなに立派じゃなかったですね。
柔らかく煮た身欠きにしんは、さすが食べごたえがありました。
これを一緒に食べようと考えた人は偉いですね。
元祖の店で食べられたのは、大きな喜びでした。
こちらは初日に行った先斗町の居酒屋。
シルバーウィークなんていう混雑の頂点に行ったおかげで、
どの路地も人でいっぱい、店も並ばずには入れない状態です。
予約もせずに、雰囲気を見て入ろうという作戦は失敗でしたね。
特に鴨川に面した川床席は、どこも人気で入れません。
とはいえ、先斗町の雰囲気は楽しんだので、
店頭のメニューを見ながら、京料理のある居酒屋に入りました。
上の写真、梅肉で味わうハモ落としに……。
2色の味噌で楽しむ賀茂ナスの田楽。
湯葉刺身などを味わいました。
次回、行くときはもう少し空いているときに目指したいですね。
暑くもなく、寒くもなくで、季節的にはよかったですが、
とにかくどこに行っても人に揉まれる旅でした。
関西圏でお好み焼きのルーツとなった一銭洋食。
カリッと焼けた生地の中には、たっぷりの刻みネギに加え、
牛肉、コンニャク、半熟卵、紅ショウガなどが入っています。
こってり甘めのソースもいい感じですね。
料理そのものを楽しむとともに、店内装飾のほとんどが、
笑いか、微エロで統一されているのも面白いところ。
きれいなお姉さんの人形(実物大)と相席になります。
新京極を歩いていて見つけた「京都から揚げ」。
から揚げにも京都風というのがあるんですかね。
スティック状に細長くカットした鶏もも肉をから揚げにし、
オリジナルスパイスで味付けたものだそうです。
紙コップに串、というスタイルで提供されるので、
これまた歩きながら食べるのに適しておりますね。
こちらは錦市場で買ったすぐき菜の漬物。
実家に送るとともに、自宅用に買ってきたのですが、
ほんのりとした酸味がいい感じですぐ食べてしまいました。
奥に見えている自然薯の漬物も美味しかったですね。
すぐき菜も東京では、まず見かけない野菜ですが、
あの乳酸発酵した味わいは、独特でいいですよね。
これキムチにしたらどんな感じになるんでしょう。
すぐき菜のカクトゥギとか、1度食べてみたい気がします。
最後に、祇園で見つけた八味唐辛子。
「おおっ、八田の八で縁起がいいですな!」
と話のネタ気分で買ったのですが、
山椒の香りが効いていて、なかなかいい感じ。
食卓に置いて、いろいろな料理に振りかけて楽しんでいます。
写真に撮ったものはこれで以上ですが、
ほかにも京野菜を中心としたフレンチを食べに行ったりしました。
途中のおやつなども加えれば、もっといろいろでしたね。
とにかく食べることに執念を燃やした日々でした。
あと1回ぐらい、食に関係ない写真も集めて、
見に行ったところの報告などをしようかと考えています。
もう少しだけ、お付き合いください。