「東京純豆腐」のレセプションに参加した後、
せっかくなのでと、もう少し周囲をぶらぶらしてみました。
自由が丘まで足を運ぶことは少ないのですが、
ネットで名前を見かけるような韓国料理店もちらほら。
僕が実際に足を運んだのは「ミセス韓の店」だけですが、
そこも店の至るところにポジャギが飾られたオシャレな店でしたね。
しばらく歩いてようやく見つけたのが「コチュ」。
自由が丘にあるもうひとつのスンドゥブチゲ専門店です。
以前から存在は知っていたものの、なかなか機会がなく、
いつかはと思っていた店に、ようやく足を運べました。
自由が丘駅よりも、九品仏駅に近く、住宅街的な雰囲気。
僕らも住所だけを頼りに探して行ったのですが、
「本当にこっちでいいんですかね……」
「住所通りであれば、この道の先なんですが……」
「あ、本当にあった!」
という感じでした。
ふらっと行って見つかるというタイプの店ではなく、
地元でなければ、しっかり目掛けて行く必要があります。
すでにスンドゥブチゲ1人前を食べた後ですが、
せっかくなので、しっかりと海鮮スンドゥブを注文。
炊きたての石釜ごはんがつく本格スタイルです。
スープの中には立派なエビと、肉厚な牡蠣。
写真には見えていませんが、イカも中に入っていました。
卵は割らない状態でついてきて、好みで加えるタイプ。
石釜ごはんにはお茶を注いでヌルンジにしてくれますし、
スープは牛骨ベースで、辛さを5段階から選ぶことができます。
まさにLA(ロサンゼルス)スタイルの典型という印象です。
日本で定着しつつあるスンドゥブチゲとしてはド真ん中ですね。
パンチャンもしっかり5品。
「おかわり出ますので遠慮なくいってくださいね!」
と店の方におっしゃって頂きましたが、
2ラウンド目だけに、チゲとごはんを平らげるので精一杯。
でも、そういう声をかけて頂けるのは韓国的で嬉しいですね。
自由が丘に土地縁がある方にはいいお店でしょう。
ただ、場所柄というのも影響しているとは思いますが、
他の専門店と比べると値段設定がやや高め。
どの具を選んでも価格は同じなのですが、
ランチ1500円、ディナー2000円はちょっと悩みます。
駅前にできて利便性のある「東京純豆腐」と、
住宅街にあって落ち着いた雰囲気の「コチュ」。
同じ自由が丘といっても距離がだいぶあるので、
ひとくくりに語るのがよいかどうかは微妙なところですけどね。
2軒ハシゴをした感想では、差別化ができていると感じました。
わざわざ食べ比べる人はまだまだ少数かもしれませんが、
韓国料理好きとしては、群雄割拠の時代が嬉しいです。
といった感じで久々に同じ韓国料理の食べ歩き。
店を出る頃には、おなかがパンパンで歩くのもしんどいぐらいでした。
でも、その後、韓国から出張で来た友達に会うため、
さらに赤坂へと繰り出して終電間際まで飲んでいたりも。
このところちょっと食べすぎ、飲みすぎです。
店名:コチュ
住所:東京都世田谷区奥沢6-22-12
電話:03-5706-1069
営業:11:30~14:30、17:30~21:30
定休:月曜日
http://www.kochoo.jp/
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