全羅北道で購入してきた食材が我が家で活躍中。
淳昌産のテンジャン(味噌)と扶安産の塩辛を使って、
夕食を韓国風に仕立ててみました。
といってもメニューはシンプルですけどね。
煮干でとったダシ汁に豆腐、大根、キノコを入れ、
淳昌産の2年熟成テンジャンを加えてテンジャンチゲ。
普通のテンジャンよりも若干塩気が濃いですが、
そのぶん深いコクのある味に仕上がります。
「汁うまっ!」
と思わず声をあげてしまったり。
ちなみに使っている煮干は買い置きの統営産。
冷凍して少しずつ使用しておりましたが、
そろそろなくなるので、また買いに出ねばですね。
ごはんは昨年10月に全州で購入した9穀米。
そこにジャガイモを加えてカムジャバプにしました。
ゴマ油をたらして香ばしい風味を加えます。
あとは扶安郡の塩辛2種(チャンジャとベイカの塩辛)。
ベイカというのはホタルイカ風の小さなイカのことです。
チャンジャはスケトウダラの内臓を漬け込んだもの。
画面左がベイカで、右がチャンジャ。
間に挟まれているのは三河島で購入したチャンジャですが、
この日ばかりは活躍する場がありませんでした。
しばらく前まではお気に入りで使っていたんですけどね。
残りの2種がうますぎて、皿に盛っても箸が伸びません。
冒頭の写真にあるように、サンチュ、レタス、茹でキャベツを用意し、
ごはんと塩辛を包んで、ガブリといったらもう最高。
ごはんにテンジャンチゲをぶっかけて食べても美味でした。
出張に出ると食生活が豊かになりますね。
ベイカの塩辛は薄切りの大根とともに熱湯へ投入し、
テンジャンを少し溶かすだけでも絶妙の汁物になります。
まさに旨味の宝庫、といった感じで重宝しきり。
自宅での夕食作りがまた楽しくなりました。