東西線の南砂町駅前にできた「SUNAMO」。
大型のショッピングセンターで砂町モールを略してスナモです。
地元の方々にはセンセーショナルな出来事でしょうが、
東京都民でも、大方の人は「どこ!?」という感じでは。
かくいう僕も、南砂町駅には初めて降り立ちました。
住所的には江東区に位置し、江戸川区とのほぼ境ぐらいです。
駅前は大規模住宅が立ち並ぶベッドタウン風の町並み。
ついこないだ「アド街ック天国」でも紹介されておりましたが、
宅配会社や郵便局の中心施設があり物流の要でもあるそうです。
10月9日にオープンしたばかりの新しい建物。
中は大型スーパー、書店、電気店、衣料品店、雑貨店などなど。
なんでこんなところまでわざわざ来たかというと……。
レストランフロアにフードコートがあって……。
こちらの店が入ったため。
西麻布、有楽町に位置するトッカルビの専門店。
「ぽど」の系列店が、フードコートにお目見えしました。
もともとの店については過去の記事をご参照ください。
こちらが看板料理の「トックカルビ丼」。
僕は普段、この料理をトッカルビと表記しておりますが、
こちらの店では「トック(餅)」を強調しております。
牛カルビを叩き、醤油ダレで下味をつけた焼肉。
通常の牛カルビよりも食感が柔らかく、
かといってひき肉ほど柔らかくなる訳でもない。
その中間あたりの食感を楽しむ焼肉です。
韓国式のハンバーグとも例えられる料理ですが、
食べてみるとやっぱり焼肉、という味わいです。
丼ごはんの上には、トッカルビ、ナムルのほかにサンチュも。
よく見ると端のほうにサムジャン(合わせ味噌)も添えられています。
となれば、これは包んで食べよということですよね。
韓国料理好きにとっては、さりげなく喜ばしい工夫です。
香ばしい肉の風味と、甘めの醤油ダレ、サンチュのさっぱり感。
これらの融合を、丼形式で楽しめるというのはいいアイデアです。
もともとがトッカルビの専門店なので味や食感も本格的。
不特定多数の人が訪れるフードコートという立地を考えると、
ちょっと変わったカルビ丼、という受け止められ方でしょうけどね。
ぜひトッカルビの魅力を広く伝えて頂きたいと思います。
せっかくなのでテイクアウトも注文。
ごはんと具が2層に分けてパッキングされており、
電子レンジでも温めやすいようになっておりました。
なお、テイクアウトしてきたのは温泉卵乗せ。
通常の「トックカルビ丼」のほかに、トッピングとして、
温泉卵乗せ、チーズ乗せという2種類が用意されていました。
ビビンバ、スンドゥブチゲなどもメニューにありましたね。
なお、テイクアウトのほうにはサンチュがありませんでした。
いいオプションなので、それも入れてくれると嬉しかったですね。
サムジャンも味に変化がつくので、ぜひ添えて欲しいものです。
同じフードコート内には佐世保バーガーの店があったり、
富士宮焼きそば、讃岐うどんの店が並ぶなどなかなか充実。
レストランフロア以外のショップも見所がたくさんあるので、
興味のある方は、ゆっくり時間を取って行くといいかと思います。
うろうろ眺めているだけで、半日はつぶれそうな予感。
僕もまたそのうちゆっくり行きたいと思っています。
店名:元祖トックカルビ屋ぽどSUNAMO店
住所:東京都江東区新砂3-4-31南砂町ショッピングセンターSUNAMO内
電話:03-6666-3080
営業:10:00~21:00
定休:不定休
<過去の関連日記>
(11月18日)有楽町「マッコリ酒家&韓国料理ぽど丸の内」でトッカルビ。
(12月01日)有楽町「マッコリ酒家&韓国料理ぽど丸の内」で辛口マッコルリ。
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