2泊3日で済州島取材に行ってきました。
仕事は仕事として、きちんとこなしてきたのですが、
それ以上に、楽しく旅行に近い日々でした。
済州島に詳しい人ならば、この眺望を見て、
どこのホテルに行ってきたかわかることでしょう。
このホテルグループの60周年記念ということで、
済州島までお呼ばれし、取材も兼ねてきたという訳です。
まあ、呼ばれたのは僕でなく、
僕がお世話になっている媒体ですけどね。
「こんな話が来ていますけど、行きますか?」
「行きます! 行きます! ぜひぜひ!」
今回で済州島は5度目ですが、やっぱり魅力的な島。
先方のお計らいで、いろいろ巡らせて頂きました。
ちなみに冒頭の写真、この眺望ですが……。
12階に位置する、スイートルームのひとつ。
ヨン様が宿泊したことでも知られております。
もちろんここに泊まらせてもらったわけではなく、
各メディアの皆様と一緒に見学させて頂いただけ。
それだけでも充分に光栄なことですけどね。
ヨン様はこのベッドで寝たのだろうか。
海の見えるジャグジーにも入ったのだろうか。
そんな話で盛り上がっておりました。
まあ、とにかく広い部屋で迷子になりそうですね。
参考のためと、1泊の値段を聞いてみましたが、
たぶん一生縁はないだろうな、という額でした。
1日目にあらかたの取材を済ませ、
2日目、3日目は済州島の各地を訪ねました。
済州島三名瀑のひとつ、天地淵瀑布。
『大長今』の撮影地としても知られる済州民俗村。
古くからの済州島文化を残す城邑民俗村。
写真は民俗村の城門近くに置かれているトルハルバンで、
済州島の守り神として親しまれている石像です。
済州島の至るところで見かけるシンボル的存在ですが、
古くから残されている、本物はわずか47基しかありません。
(未完成のものがひとつあるので、それを含むと48基)
島のあちこちで見かけるのは、観光用に作られた複製。
本物のうち2基はソウルの国立民俗博物館にあるので、
済州島内には45基が残っているに過ぎません。
上の写真はその貴重な本物で、城邑民俗村に12基があります。
『太王四神記』の撮影を行ったサザンパークランド。
話には聞いていましたが、本当によく作ったなという印象です。
知らなければ、本物の古宮だと騙されそうですね。
とうてい作った撮影用のセットには思えない規模です。
火を吐くドラゴンを見ながらの食事を楽しんだり。
定番の観光スポットである、こちらにも行きました。
けっこう久しぶり。最後に行ったのは2004年でしたかね。
知らなければただの道路なのですが、
緩やかな上り坂に見えるこの道、実は下り坂なのです。
ちょうど後方に見える車の横に、青い看板が立っていますが、
そこが坂のピークで、そこからずっと下りです。
遠くに見える下り坂や、周りの景色との兼ね合いで、
下り坂が上り坂に見えてしまうという不思議な道路。
エンジンを切った車が、するする坂を上っていく(ように見える)という、
奇妙な体験を楽しむことができます。
正式には「神秘の道路」と名付けられておりますが、
一般には「トッケビ(おばけ)道路」で通用していますね。
ただの道路が観光地化したという意味でも楽しい場所です。
といった感じで、済州島報告は以上。
食べたものについては、また書きたいと思います。
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