三河島では有名な家庭料理店。
店名に「木浦」とついていることからも、
オーナーさんが木浦出身なのかと思いきや。
ずいぶんオーナーが代わったらしく、店名だけでもう無関係。
そんな話を昨年の取材時に聞いたことがあります。
日本でも、韓国でも、韓国料理店における居抜き、
看板そのままのオーナーチェンジは普通ですからね。
内観も外観もそっくりそのまま違う店、ということが多々あります。
この店もそんな変遷を経たのでしょうが、
お母さんの作る料理が美味しかったので問題なし。
久しぶりに行ってみようと足を運んだら……。
またもオーナーさんが代わったようですね。
今度は若いお兄さんが店を引き継いだ様子。
三河島も入れ替わりが早いな、と思いつつ、
冒頭の写真、タッコムタン(鶏スープ)を注文しました。
中にはとろとろに煮込まれた鶏肉が塊で入っています。
一見、サムゲタン(ひな鶏のスープ)風でもありますが、
もち米、高麗人参などの具は入っておりません。
鶏肉と、鶏のスープだけを純粋に味わう料理です。
ちょっと塩が利いた感じですが、よく煮込まれていい感じ。
ごはんと一緒に味わうと、ちょうどいいぐらいですかね。
鶏肉もずいぶんと贅沢な量が入っております。
ホール担当も若いお兄さんで全体的にキビキビした印象。
オーナーさんが代わっても、これならいい雰囲気ですね。
奥さんが頼んだユッケジャン(牛肉の辛いスープ)も。
奥さんのお母さんが頼んだ石焼きビビンバもなかなかだった様子。
近所にあって使い勝手のよい家庭料理店という感じですね。
15席ほどの小さな店というのも落ち着ける理由でしょう。
ちなみに我が家からはサンダルでも行ける距離。
その近さがまた喜ばしいところです。
店名:木浦食堂(もっぽしょくどう)
住所:東京都荒川区西日暮里1-4-7
電話:03-3802-5448
営業:調査中
定休:第1、3月曜日
8 Responses to 三河島「木浦食堂」でタッコムタン。