豚バラ肉を焼いて食べるサムギョプサルをはじめとした、
豚焼肉の専門店が、新大久保界隈には20数件あります。
専門店ではなく、メニューにあるという店を加えるのであれば、
それこそその数は膨大になって数え切れません。
そのぐらい大きなムーブメントを作った韓国の豚肉文化。
新大久保のみならず、多地域への拡大も目覚ましい勢いです。
先日もスーパーの精肉コーナーをのぞいていたところ、
「サムギョプサル」と表示された焼肉パックを発見。
注釈もカッコ書きもなしに、ただ「サムギョプサル」。
カルビやビビンバのように、日本語としての定着が、
おおいに期待できる事例ではないかと感動しました。
さて、そんな豚焼肉躍進時代の真っただ中ですが、
この日訪れた、こちらの店もブームを象徴する1軒。
18ミリという驚異のぶ厚さで提供するのが自慢です。
1人前でこの肉塊が2枚。2人前なら4枚。
目の前に置かれたときの迫力は界隈でも屈指です。
ちなみにこの日、一緒に同行させて頂いたのは……。
この表紙にも登場している某有名お笑い芸人の方。
キム・ヒョンギ改め、日本での芸名はヒョンギさんです。
日本人の奥様と結婚され、今年から日本でも本格活動。
つい先日はお嬢さんも生まれて幸せ満面だそうです。
その情報が新大久保界隈にも行き通っていると見えて、
歩いているだけで、あちこちから声をかけられていましたね。
「頑張ってください!」とか、
「テレビ見てます!」とかはまだしも、
「お嬢さん生まれたんですよね!」
というのはなぜみなさん知っているのでしょう。
お店に入っても、お客さんがこそこそーっと近づいてきて、
「ハングル講座見てます! サインいいですか!?」
という一幕があったり。
食事中にも関わらず快くサインに応じておられましたね。
お店のほうにもサインを3店舗分提供していましたので、
「味ちゃん」の各店舗でも生サインが見られるのかもしれません。
ちなみにこの日はヒョンギさんとサシ飲み。
2人でサムギョプサルをつつきつつ、焼酎をぐびぐび飲んで、
その後、さらに2次会でもワインをがぶ飲みしました。
もろもろの話をしながら楽しい時間を過ごせましたが、
ふと気がつけば、終盤の記憶が一部欠けているぐらい。
焼酎とワインのチャンポンというのはなかなかにきくようです。
話を聞く限り、ハングル講座はかなり好評の様子。
スタッフの方からや、業界関係者からも話を聞いていますが、
ヒョンギさんの進行はずいぶん評価されているそうです。
お嬢さんも生まれて気力充分。さらなる活躍が期待されそうです。
店名:コリアンキッチン味ちゃん本店
住所:東京都新宿区百人町1-3-20メゾンソワイエ1階
電話:03-5155-8258
営業:11:00~翌2:00
定休:第1、3水曜日
※この店は『東京 本気の韓国料理店』のP21にも紹介されています。
<過去の関連日記>
(06月01日)新大久保「味ちゃん」でビビンババイキング。
(07月19日)新大久保「味ちゃん2号店」で極厚サムギョプサル。
▲(2006年)