タイ焼き。ならぬコイ焼き。黄金のコイ焼き。
韓国でもタイ焼きは冬の風物詩として人気があります。
道端で買える、手軽な屋台オヤツの代表格。
韓国語ではプンオパン(フナ焼き)と呼ばれます。
日本のタイ焼きよりもやや小ぶりで甘さが少なく、
パクパクといくつも食べられるのが魅力です。
最近では生地のほうにも工夫が加えられており、
パリパリ、サクサクの薄い皮が主流になっています。
それがプンオパンならぬ、インオパン(コイ焼き)。
それもただのコイ焼きでなく、
「ファングムインオパン(黄金のコイ焼き)」
という呼び名で、ゴージャス感を主張しています。
まあ、タイ焼きも含め、みんな見方によれば黄金色ですけどね。
驚くべきは、そのファングムインオパンを扱う店が、
日本にまで進出してきているということでしょう。
千駄木にある「果川家」は2006年12月オープン。
つい先日まで、その稀有な存在に気付きませんでした。
看板には「黄金たいやき」の文字。
ファングムインオパンを、意訳した感じでしょうか。
特にコリアンタウンというわけでもない町ですもんね。
ご近所の方々がちょっと買いにくるような、地元密着のお店。
おそらく大半のお客さんが韓国とはほとんど無関係に、
少し変わったタイ焼きとして食べているのでしょう。
僕みたいにわざわざ韓国を感じに来るような人も、
それなりにいらっしゃる、との話でしたけどね。
千駄木の町に根付くクリスピーな薄皮タイ焼き。
近所まで行くことがあれば、ぜひ1度試してみてください。
1個110円で、軽快な食感を楽しむことができます。
店名:果川家黄金たいやき
住所:東京都文京区千駄木2-13-1ルネ千駄木プラザ1階
電話:03-3821-6181
営業:11:00~19:00
定休:第1、3月曜日
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