新大久保で男2人サシ飲み。
どんな料理が食べたいとかのリクエストがあればよいのですが、
「八田さんの好きなところでいいですよ」
と言われると非常に悩みます。
何しろ新大久保はどこも好きなところだらけですしね。
どうしたものかと悩んだ後、出た結論がこちらの店。
今年8月にオープンしたばかりの「ちりとり鍋幸永」です。
「幸永」といえば新大久保界隈で4店舗展開するホルモン店。
そこに「ちりとり鍋幸永」という新業態を加えて5店舗。
オープンしてすぐお邪魔したのですが、その後はなかなか機会がなく。
ようやく足を運べることになった次第です。
ちょうど、ちりとり鍋はブームになりつつありますしね。
韓国料理業界における次の話題のひとつがこの料理になるかなと。
銀座の人気店「けなりぃ」でも冬の新商品として扱い始めたとか。
なんでも3段階に味を変えて楽しめるのが自慢の鍋だそうです。
そちらも近いうちに試してこようと思っております。
冒頭の写真は自慢の「ちりとり鍋-極-」。
「極」のひと文字が「幸永」ならではの魅力です。
長年「幸永」で人気を集める、脂ノリノリとろとろのホルモン。
その「極ホルモン」を具にしたのが「ちりとり鍋-極-」です。
その鍋が煮えるまでは新鮮な刺身タイム。
酢味噌で味わうハチノス刺しと……。
ニンニク醤油で味わう牛タタキ刺し。
牛肉を叩いて作ったネギトロ風の刺身です。
このあたりをつつきつつビールを消費していると。
ちりとり鍋がいい感じにぐつぐつと煮えてきます。
極ホルモンのほか、牛バラ肉、豚バラ肉、野菜どっさり。
ピリ辛でとろっと甘めのタレがいい感じです。
空腹だったのでワシワシと食べていたのですが、
その中でも、際立って極ホルモンが主張するんですね。
同行した方からも、
「このホルモンはうまいですねぇ!」
と驚嘆の声が。
流れだしてくる脂の量と甘味がとにかく見事なのです。
そして、「幸永」に来ると必ず飲みたくなるのがコチラ。
近年のマッコルリブームに燦然と輝く辛口の星。
甘さが少なく、ほのかな酸味と、ぷちぷちの発泡感。
酒好きな人なら必ずハマる、ドライで大人な味わいの1本です。
ただ、そのぶん値段が高めで置いている店も少ない銘柄。
1本3000円前後する店も多いですが、こちらは1本2200円。
しかもオープン以来のドリンク半額セールがいまだに続いており、
1100円という破格値で至福の虎退治をすることができました。
ちりとり鍋から具が減ってきたら、「とっぴん具」を追加。
単品の極ホルモンと、牛ハラミ、イカをチョイスして加えました。
牛、豚の各部位に加え、ソーセージや肉団子などもトッピング可。
あれこれ加えて楽しむことができるのも、この鍋の魅力です。
そして、最後はごはんかうどん、ラーメンを入れてシメなのですが、
虎退治で盛り上がりすぎた我々は、そのままの勢いで2軒目に移動。
酔いを加速度的に進めた2次会は次の記事で書かせて頂きます。
店名:ちりとり鍋幸永本店
住所:東京都新宿区大久保1-11-1大森ビル地下1階
電話:03-3203-4774
営業:18:00~翌5:00(月~木)、18:00~翌6:00(金)、17:00~翌6:00(土)、17:00~翌3:30(日、祝)
定休:なし
http://www.yakiniku-kouei.com/
※この店は『東京 本気の韓国料理店』のP42にも紹介されています。
<過去の関連日記>
(08月13日)新大久保「ちりとり鍋幸永」でちりとり鍋。
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