八丁堀界隈では評判の讃岐うどん専門店。
こちらの外観は「新富町本店」を撮影したものですが、
すぐ近くに「八丁堀店」という名前でもう1店舗。
いずれも本格的な手打ちの讃岐うどんが食べられるお店です。
となると、「韓食日記」とは無関係にも思えますが、
実はつい最近になって、ちょっと珍しい試みを始めています。
それがコチラ。
店の前に掲げられているのは「純豆腐チゲ」の書。
こちらの経営者さんが、書家でもあるということで、
店外、店内のあちこちに、立派な書が掲げられております。
メニューとしては、もったいないくらいの達筆ですよね。
立派な書の通り、新メニューでスンドゥブ(純豆腐)チゲを発売。
押し固めずに作る柔らかい豆腐を具にしたチゲなのですが、
ここ最近の日本では、このスンドゥブチゲがブレイク中です。
スンドゥブチゲを看板料理にすえる店もずいぶん増えましたし、
スンドゥブチゲ専門店も、短期間のうちに急増しています。
そして、このスンドゥブチゲはこんな試みでもあり。
8月1日配信号のメールマガジンにも書いたのですが、
某「○大食品(伏字になっていない)」がスンドゥブチゲを開発。
家庭で手軽に作れる商品として、今秋の発売を目前に控えています。
その商品を使って、試験的な販売を行ったのがこちらの店舗。
「讃岐うどんの専門店でなんで韓国料理!?」
という疑問も最初はあったそうですが、
フタを開けてみると、予想以上の反響があったようですね。
讃岐うどんの専門店ながら、スンドゥブチゲを選んで頼む人が続出。
讃岐うどんとのセットメニューなども喜ばれた模様です。
この日は関係者が集っての「スンドゥブチゲを囲む会」。
スンドゥブチゲをつつきながら、意見交換などを行いました。
いろいろな具を入れたスンドゥブチゲを試しつつ、
最後のほうは讃岐うどんを入れたバージョンなども登場。
ピリ辛の鍋焼きうどん風になって実に美味でした。
もともとチゲはラーメンなども入るくらい懐の深い料理。
手打ちの讃岐うどんを入れて、美味しくないはずがありません。
日本料理との、また新しい融合の姿を見た気分ですね。
ちなみに店内にはこんな貼り紙も。
実はこの日が「○大食品」の方々との初顔合わせ。
メールマガジンに書いた、ハイリホーな敏腕営業マン氏と、
お店の方が気を利かせて準備してくれたものでした。
こんなにして頂くほど偉くはないんですけどね。
調子に乗って、スンドゥブチゲの未来を熱く語ってしまいました。
「○大食品」のスンドゥブチゲについては、
今後の正式発売以降も含めて、さらに追いかけたいと思います。
大企業が切り開く、韓国料理のまた新たな未来。
どう進展してゆくのか、おおいに期待したいところです。
店名:讃岐流明治亭新富町本店
住所:東京都中央区新富1-17-6
電話:03-3552-1665
営業:11:00~24:00(月~金)、11:00~14:00(土、日)
定休:なし
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