僕が新大久保をウロウロする理由のひとつに、
「宴会の予約を入れに行く」というのがあったりします。
普通は予約なんて、電話1本で済むんですけどね。
新大久保に限っては、顔を出したほうがよい理由があったりします。
1、電話をするより確実
2、店の人と仲良くなれる
3、希望の料理を店の人と相談できる
最近は日本語もしっかり通じるという店がほとんどですが、
かつては韓国人客ばかりで、日本語は必要ないという店もありました。
少人数の身内で営業する家庭料理店にこのタイプの店が多く、
電話での予約は、確実性において若干不安であったりも。
予約をしておいたのに、席がないということもたまにありましたね。
そのため、今でも僕は直接店へ足を運ぶほうが安心できます。
日程、人数、時間を伝え、ノートなりカレンダーに書き込んでもらう。
そこまで確認して初めて予約業務完了と自分に言い聞かせていました。
多くの場合は、予約が伝わっていなくてもなんとかなりますけどね。
最近は新大久保にも日本人客が圧倒的に増えたおかげで、
予約に関するトラブルというのは、だいぶ少なくなった気がします。
なので、今でもわざわざ行くメリットは2と3でしょうね。
顔が見えたほうが、やっぱり気持ちも通いやすいというもの。
より美味しく食べるための、ちょっとした裏技です。
この日も予約を入れに、こちらの店へやってきました。
ちょうど夕方5時頃の時間だったため、店の方々が食事をしています。
「一緒に食べていきなさい!」
と問答無用で座らされ、食べないと帰してもらえないのも韓国文化。
予約で店を訪れるメリットにこれも入るかもしれません。
4、時間帯によってはまかないを食べられる
この日のまかないはテジカルビ(豚カルビ)だった様子。
普段からサムギョプサル(豚バラ肉)はよく食べていましたが、
この店でテジカルビを食べた記憶はほとんどありません。
ボリュームもありますし、肉質もずいぶんと柔らかかったですね。
事前に予約をすれば、コチュジャンテジカルビも可能だとか。
辛い味付けのテジカルビというのも美味しそうですね。
小さなグラスでビールも頂いてしまいました。
この後も仕事だったので、本当は飲んじゃダメなんですけどね。
こちらのお店は、昨年の4月からオーナーが変わっているのですが、
このあたりの問答無用さは、まったく変わらないのが不思議です。
前オーナーの頃も、よくまかないにお呼ばれしておりましたね。
僕も日本人として相応の遠慮はするのですが、たいていは無駄です。
まかない用に自家栽培したという無農薬サンチュ。
お客さんに出せるほどのサイズではないらしいのですが、
育てたというだけで、普通のサンチュよりも美味しく感じます。
ごはんを乗せて、コチュジャンをちょっとつけて包んで食べました。
というわけでこの日の予約業務も無事に終了。
なにが予約なんだか、さっぱりわからない僕の新大久保ライフです。
店名:チャムナム家(ちゃむなむちぷ)
住所:東京都新宿区百人町1-3-3サンライズ新宿1C
電話:03-3205-9233
営業:11:30~翌0:30
定休:なし
<過去の関連日記>
(04月14日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン。
(04月20日)新大久保「チャムナム家」でキムチチゲ。
(10月12日)新大久保「チャムナム家」でテンジャンチゲ。
(12月06日)新大久保「チャムナム家」でユッケジャン。
▲(2006年)
▼(2007年)
(01月15日)新大久保「チャムナム家」でユッケジャン。
(02月04日)新大久保「チャムナム家」でまかないごはん。
(05月19日)新大久保「チャムナム家」でタットリタン&スユク。
(05月25日)新大久保「チャムナム家」でダブル鶏&出前料理。