前回の記事より続きます。
採尿をした後、先生に名前を呼ばれ診察室に入ります。
普段から顔なじみの先生ですが、病院でお会いすると緊張しますね。
挨拶をして先生の前に座ると、まず最初の衝撃がやってきました。
「んー、尿に蛋白が出ていますねぇ」
確かにトイレで尿をとったとき色に驚いたんですよね。
なんていうかどす黒いような、赤茶けたような色の尿でした。
普段はそんなことないのですが、なんでこの日に限って。
いやいや、自分が気付かないだけで、いつもそうなのでしょうか。
あまりの不健康な尿に、思わず水で薄めようかと思ったくらいです。
次いで血圧を測るも、上が150の、下が90という数字。
明らかに高めの血圧で、ますます先生の表情が険しくなります。
ただ、その一方で……。
「血圧は3度測らなければいけないんですよ」
「今回は初診ということで緊張しているのかもしれない」
「後でもう1度測ってみることにしましょう」
という先生のフォローもあったり。
なんだか高そうなウォーターベッドでマッサージを受け、
全身をリラックスさせたのち、もう1度測って頂きました。
それでも数値は、140-80という高めの結果。
やや下がったものの、明らかに高血圧ではあるようです。
これは本当に身体のあちこちが危ないのかなあ……。
と不安になりつつ心電図の検査。こちらは正常でした。
また、採血検査の結果からも、
「八田くん、よかった! 糖尿病の心配はないよ!」
と先生によるお墨付きを頂きました。
その先生の弾んだ声に、心配して頂いていたんだなと実感。
ほっとするとともに、先生に深く感謝をしました。
ということで、とりあえずこの日に出た結果はそれまで。
いちばん心配な肝機能などの検査結果は1週間後。
翌週また来るということで、予約を入れて帰りました。
なお、先生からの言いつけは以下の通り。
・尿蛋白は脱水症状の可能性もあるので水分を多く取ること
・血圧が高めなので、心臓に負担のかかる運動はしないこと
・健康診断のときは、朝ごはんを食べないで来ること
それとメタボリック症候群についての冊子を頂きました。
・それを熟読して生活改善を心がけること
というのが内容のすべてです。
その言いつけをしっかり頭に叩き込むことにしました。
幸いなことに、翌週の飲み会はわずかに2回しかなく、
さほどお酒を飲みすぎず、いくらか健康的な生活を送れました。
あとは採血検査の詳細な結果待ち……と思っていると、
予約を入れた前日、看護婦さんから電話がかかってきました。
「再検査を行いますので、明日は時間を早めて来てください」
さ、再検査ですか!?
採血検査で、何かよからぬ数字が出たのでしょうか。
ものすごく不安になったまま、次回の日記へと続きます。
<過去の関連日記>
(06月21日)コリアン・フード・コラムニストの健康診断(1)。
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