オフ会でさんざん飲んだ翌日。なので本当は18日の日曜日。
忙しかった仕事がひと段落して、小打ち上げのようなことをしました。
「場所は好きなところを選んでいいよ」
と言われたので、しばらく悩んでこちらの店を選択。
およそ1年半ぶり、恵比寿の名店「ワンス」です。
数日前に別の方から行こうというお誘いを頂いていたのですが、
仕事が忙しくて泣く泣く断ったという裏事情があります。
ようやく飲めるようになって、晴れてリベンジというわけです。
冒頭の写真はまず頼んだナムル5種盛り合わせ。
嬉しいことに10種類ほどある中から好きなものをチョイスできます。
僕らはタケノコ、レンコン、ジャガイモ、トラジ(キキョウの根)、
そしてホウレンソウの5種類を選んでみました。
こうやって好きなものを選べるのは面白いですよね。
頼んでいる途中で白い色ばかりになるのでは、と思いましたが、
出てきたのを見ると、意外にいい感じの色合いになっていました。
色や組み合わせで悩むのも楽しさのひとつでしょう。
ちなみにこのお店、パンチャン(副菜)は出てきませんので、
最初にこの手の軽い料理をいくつか頼んでおくのがベターです。
続いてコルベンイムッチム(ツブ貝の和え物)。
今回すべて写真の色合いが微妙ですがご容赦ください。
恵比寿という場所柄もあってか、とてもオシャレなお店です。
照明もテーブルの一部にスポット状にあたっており、
一部は明るいけれども一部は暗いといった感じでした。
写真的には美味しく見えないかもしれませんが、
タレの酸味と甘味が絶妙で美味しかったです。
韓国では焼酎と一緒につまむ、安い居酒屋料理ですが、
さすがに洗練された味に仕上がっておりました。
これまたあれこれ楽しめる、本日のジョン盛り合わせ。
えーと、エビ、ホタテ、白身魚、エリンギ、シイタケ、
赤・青ピーマン、ズッキーニ、といったラインナップ……。
だったと思いますが、全部当たっているかは自信ありません。
そして、本日いちばん褒め称えられたのがコイツです。
この段階ではただの塊バターが3個なのですが……。
そこにたっぷりのイイダコが加えられ、
野菜なんかもどっさりと加えて炒めます。
こんなに山になってどうするんだという見た目ですが、
炒めていくうちにしんなりして平野に戻ります。
バターとイイダコ、野菜の組み合わせがたまりません。
具を食べつくした後は、当然ごはんを入れて炒めますよね。
店のレギュラーメニューとしては存在しない食べ方らしいですが、
「ごはん頼んで勝手に炒めるなら大丈夫ですか?」
ということで無理に了解を頂きました。
イイダコのうまみが染み込んだごはんがたまりません。
そして最後の最後まで効いていたのが最初に溶けたバター。
炒めたごはんを食べながら、バターの偉大さに感動しておりました。
そんでシメたはずの最後に、もうひとつの本気ジメ。
ソウルの学生街、新村名物のシンゲッチです。
辛ラーメンに溶き卵とスライスチーズをトッピングした料理。
言ってみればただのインスタントラーメンなのですが、
個人的にはこの料理が「ワンス」の象徴だと思っています。
この店を作ったマネージャーさんが留学していたのが新村であり、
その新村で食べて感動した料理を日本にもぜひ伝えたい。
そんなコンセプトから、「ワンス」が誕生したのだと聞いています。
オシャレな店で食べるキレイな韓国料理というだけでなく、
そこに1本スジを通しているのが、この新村スタイルです。
新村といえば僕が留学時代を過ごした町でもあるんですよね。
場所は恵比寿でも、ノスタルジックな気分に浸れる貴重な店です。
先日、「新宿ルミネ店」に行ってこれらの新村らしさが感じられず、
少し物足りない気分で帰ってきたのですが、こちらはさすが本店。
久しぶりに行きましたが、変わらない雰囲気でほっとしました。
ちなみにそのマネージャーさんはすでに退職しているとのこと。
新しい店を大阪で作り、そちらでバリバリやっているそうです。
いつか大阪に行く機会があったら、そちらの店にも行きたいですね。
「bibim’」という名前のスンドゥブチゲの専門店だそうです。
なんばの1号店はコチラ。西梅田の2号店はコチラです。
店名:ワンス恵比寿店
住所:東京都渋谷区恵比寿4-23-13
電話:03-5475-8787
営業:11:30~24:00(LO23:00)
定休:なし
http://www.s-ox-restaurant.com/
<過去の関連日記>
(01月25日)新宿「ワンスルミネ新宿店」でプルコギランチ。
3 Responses to 恵比寿「ワンス恵比寿店」でチュクミボックム。