先生から頂いた手作りのオリクルジョッ。

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2月1日配信のメルマガにも書きましたが、
たいへんお世話になっている料理の先生がおります。
年末の訪韓時に「魅力探求!韓国料理」の完成を報告に行き、
他では食べられないような、ご馳走をふるまって頂きました。

今回も釜山から入って、ソウルに足を伸ばす予定になったので、
そのときのお礼も含めて、手土産持参でご挨拶に行ってきました。
お忙しい先生ですから、挨拶だけのつもりだったんですけどね。
お茶を出して頂くとともに、またいろいろ話を聞かせて頂きました。

で、その帰り際に頂いたのが、上の写真にある小さな壷。
中には先生が作ったオリクルジョッがたっぷりと入っています。
オリクルジョッとは小さな牡蠣を使った塩辛のこと。
小指の先ほどの小さなものを、たっぷりと使って漬けたものです。

韓国でも食卓に並んだら「おおっ!」と目が行く贅沢な品。
とろっとした甘味と海の香りは普通の牡蠣にも負けません。
むしろサイズが小さいので、大量の牡蠣を一口に食べられるよさも。
普通の牡蠣を食べるよりも、ずっと贅沢かもしれませんね。

先生曰く、忠清南道瑞山市に位置する看月島産の牡蠣を使用。
その中でも特によいものを寄り分けて海水で丁寧に洗い、
細かく挽いた唐辛子と、ニンニク、ショウガ、ネギなどで味を整え、
さらに薄く切った大根、生栗を加えたとのことです。

そのまま食べても美味しいですし、ごはんに乗せても最高。
韓国海苔でぐるっと巻いて食べても美味だと教えて頂きました。

あまりに美味しいので、毎食このオリクルジョッを食べています。
最初、見たときはけっこうあるなと喜んでおりましたが、
この勢いだと、あっという間になくなってしまう感じです。

先生の作る料理はどれも感動的に美味しいですが、
このオリクルジョッも先生だからこそ出せる味でしょうね。
お礼をしに行ったはずなのに、こんなものを頂いてしまって……。
次にソウルへ行ったら、またご挨拶に行かねばなりません。



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