釜山に行った際に、旧「チャムナム家」のご夫婦を訪ねたところ、
お土産としてコチュカル(粉唐辛子)をたくさん頂きました。
これを使って何か美味しい韓国料理が作れないかなと考え、
思いついたのがスンドゥブチゲ(柔らかい豆腐のチゲ)でした。
スーパーに行ったところ、ちょうどおぼろ豆腐が半額になっており、
これ幸いと2つほど買ってきて、大きな鍋で作った次第です。
豚バラ肉を炒めて、みじん切りニンニクと、おろしショウガ、
もらった粉唐辛子と、セウジョッ(アミの塩辛)を加えます。
いい感じに炒めてられたら、そこに水を加えるのですが、
今回は前日作ったプゴクク(干ダラのスープ)が余っていたので流用。
そこに生のアサリを加えて、口が開くまで煮込んでいきます。
味付けにはセウジョッを用い、少量の塩と醤油で調節しました。
ぐつぐつしてきたところにおぼろ豆腐を加え、火が通ったら生卵。
ゴマ油をさっとかけまわし、刻みネギを振ったら出来上がりです。
上の写真はわざわざトゥッペギ(チゲ用の器)に移して撮った写真。
火が通りすぎてブクブクになり、スープがやや濁ったのは内緒。
それでも食べてみると、なかなかに美味しいスンドゥブチゲでした。
大量に作りすぎたので、翌日、翌々日も食べたのですが、
豆腐の柔らかさ、滑らかさは失われたもののスープはより美味に。
さっと作って食べるチゲでも、煮込めばやっぱり美味しいんですね。
韓国の家庭でも残ったチゲに材料を足して新しいチゲを作る、
なんて話を聞きますが、なるほどなと改めて実感しました。
ちなみにこちらは年末の訪韓時、最後に空港で食べたスンドゥブチゲ。
エビ、イカなど海産物がどっさり入って具だけは豪華でしたが、
少なくともこれよりは美味しく出来た自信があります。
新年早々、自作韓国料理の2連発。
もう少し料理を頑張ろうというのが2007年の目標です。
8 Responses to 自宅で自作スンドゥブチゲ。