普段は新大久保、新宿など山手線の西側をウロウロしていますが、
たまには山手線の東側にも足を踏み入れることがあります。
この日はなんと「銀座で打ち合わせ」という素敵な響きの予定が1件。
まあ、どのみち韓国料理なのですが、店はさすがにきれいです。
ホテルやレストランなどを経営する二期グループの韓国料理店。
韓国摘草料理を掲げる「HAN GA WI(ハンガウィ)」です。
ちなみに「ハンガウィ」というのは、陰暦8月15日のことで、
秋夕(チュソク)という呼び方と同じ意味になります。
メニューを見ると、さすがに野菜料理が充実していますね。
宮中料理のクジョルパンなどもレギュラーメニューに並んでいます。
野菜オンリーではないですが、全体的にヘルシー寄りの印象。
そこにアレンジを加えて、オリジナリティを出している感じです。
冒頭の写真は、ミッパンチャン(常備菜)6種盛合せ。
無料のパンチャンは出ないようなので、まずはこれを頼みました。
・トトリムクムッチム(ドングリの粉を固めたものの和え物)
・ミョルチボックム(ジャコとシシトウの炒め物)
・ケンニプチャンアチ(エゴマの葉の醤油漬け)
あたりまでは思い出しましたが、あとの3種類は曖昧です。
岩海苔、牡蠣の醤油漬け、明太子(もしくはチャンジャ)だったかな。
やっぱり期間が開いてしまうとブログはダメですね。
こちらはトラジとシイタケのチャプチェ(春雨炒め)。
トラジというのは韓国でよく食べるキキョウの根のことです。
普通どの店もチャプチェといったら1種類ですが、
この店はほかに季節野菜と牛肉、エビのチャプチェがありました。
どっちのチャプチェにしようか選べるのは楽しいですね。
この日のヒット。レンコンと白金豚のジョン(衣焼き)です。
ちょうどレンコンの挟み揚げみたいな感じの料理ですけどね。
レンコンのサクサクとした食感がよかったです。
オシャレな店には定番となった感のある宮中トッポッキ。
普通のトッポッキは韓国餅を甘辛いタレで炒めて作りますが、
宮中バージョンは醤油味であっさりと仕上げるのが特徴です。
『大長今』のヒット以降、あちこちで見かけるようになりました。
ボリュームのある料理は少なく、この料理かサムゲタンくらいでした。
希少な肉料理のひとつ、石焼きプルコギの籠盛り野菜添えです。
これとは別に、サンチュ、エゴマの葉などが籠に盛られてきました。
銀座という場所から考えると、こういうオシャレな雰囲気はよいかも。
ただ新大久保的な雰囲気が好きな人には、あまり向かないでしょうね。
韓国料理が食べたい! という欲求とはまた違ったタイプのお店です。
ちなみにこのビルの地下1階には「どぶろくバーTORAJI」があります。
「HAN GA WI」で食べた後、地下でマッコルリというのもいいですね。
なお、ランチはサムゲタンがオススメだそうです。
韓国摘草料理HAN GA WI(はんがうぃ)
東京都中央区銀座7-8-7GINZA GREEN8階
03-5537-0481
11:30~14:30、17:00~23:30(月~金)、12:00~16:00、17:00~23:00(土・日・祝)
なし
http://www.niki-restaurant.com/hangawi/