赤坂周辺の韓国料理店をもっと探索してみたい。
そんな気持ちから、ここ最近周辺地域をウロウロしています。
この日は韓国料理店が立ち並ぶ細い路地の一角。
コリアンタウンには必ずある、韓国式中華の店を目指してみました。
店名は「礼林」と書いて、一般的には「れいりん」と読むようす。
韓国式に「いぇりむ」という表記もなされておりました。
まずはということで注文したのは、韓国式中華のスタンダード。
韓国の国民食とも呼ばれるチャジャンミョン(ジャージャー麺)です。
中華麺に甘口の黒味噌がどろっとかかったもので、
これをぐるぐると箸でかき混ぜてから食べるのが作法です。
注文を待つ間、こうした韓国式中華料理店でいつも聞こえるはずの、
ドシンバタンという麺を手打ちする音がしないことに気付きました。
出てきた麺の均一具合から見ても、ここは手打ちではないようですね。
不揃いな手打ちを食べるくらいなら機械麺のほうがマシとも思えますが、
新宿、上野あたりで頑張っている手打ち店を思うとやや残念ではあります。
チャジャン(味噌)のほうはほんのりと甘めでいい感じでした。
中に入っている具も豚肉、タマネギ程度と至ってシンプル。
ジャガイモなどの野菜が入るイェンナルチャジャン(昔風)とは違い、
現在の韓国で食べられている一般的なチャジャンミョンです。
赤坂にいてチャジャンミョンが食べたいときにはいいでしょうね。
でも、チャジャンミョンを食べるために行く必要はないかと。
値段のほうはチャジャンミョン1杯で800円でした。
デザートがわりにヤクルトが出てくるのは韓国らしいですね。
食後のヤクルト、帰りがけにもらうガムなどで韓国を感じることもあります。
小さなサービスですが、こういう魅力は大事にして欲しいです。
もう少しコツコツと赤坂の町を巡ろうと思っております。
新大久保とはまた違った雰囲気なので、歩いていても楽しいですね。
へー、こんな店があるんだ……というような発見の連続です。
店名:礼林(れいりん)
住所:東京都港区赤坂2-13-16第7桃源社ビル1階
電話:03-3505-3355
営業:12:00~翌4:00
定休:なし
(※追記。礼林は閉店しました)
<過去の関連日記>
(09月25日)東京韓国式中華料理店リスト(随時更新)。
13 Responses to 赤坂「礼林」でチャジャンミョン。