先日、チャンナムのご夫妻と大塚へ阿波踊りを見に行った際、
新大久保時代から長く通っている常連さんご夫婦と仲良くなりました。
そのご夫婦から、一緒に飲みませんかというお誘いを頂き、
銀座まで行って南ポルトガル料理を食べてきました。
南はおろか、ポルトガル料理自体、食べるのが初めての体験です。
普段からずいぶん韓国料理に偏った食生活を送っているため、
こういう違った国の料理を食べに、誘って頂けるのは嬉しいですね。
本来であれば、違う国の料理も積極的に食べ歩くべきなのでしょうが、
どうしても自分で選ぶと韓国料理優先になってしまいがちです。
この日行ったお店は、今年6月オープンというコチラ。
ポルトガル南部の郷土料理、カタプラーナ鍋を中心とした専門店だそうです。
ボリュームのある料理構成が売りということで、
3000円程度のコースを頼めば充分満腹になる量だとか。
この日は6人だったので3000円のコースを注文しつつ、
様子を見ながら単品料理を追加することとしました。
でも、ずいぶん盛り上がって飲んで食べてしまったため、
注文は基本的にお誘い頂いたご夫婦におまかせ。
どの料理がコースの料理で、単品だったのか記憶にありません。
料理名も後から調べているので、微妙に怪しいことをご理解ください。
ともかくも冒頭の写真は前菜として出たタコのカルパッチョ。
この後に続いた料理もそうなんですが、コリアンダーがかかっていましたね。
事前に嫌いな人はいないかと、店の人が確認してくれます。
この日は参加者6人とも、むしろ歓迎という姿勢でした。
焼きたてチーズパン。手で持てないくらいに熱いです。
出てくるなり、みんなワッと手を伸ばして同時にアチアチアチ。
もちっとした食感で、中からはとろっとしたチーズが溶けてきます。
この後、ポルトガルサラダ(ベーコン、ツナ、エビ、フライドエッグ)、
ポルトガル流タラとジャガイモのコロッケ、活ムール貝の白ワイン蒸しと続き……。
イワシのガーリックオイル焼きです。丸々と太ったイワシでしたね。
季節柄、見た瞬間にサンマではないかと疑ったくらい立派でした。
メインのカタプラーナは肉と魚介と選べるのですが、
6人ということで、3人分ずつ両方を作って頂きました。
このへんの細かなサービスは非常にいい感じです。
上の写真は、色々お肉のカタプラーナ。
フタのついた鉄製の鍋をカタプラーナと呼ぶようですね。
ベーコン、鶏モモ肉、スペアリブが豪快に煮込まれていました。
これ1つで4人くらいは食べられそうなボリュームです。
そしてこちらが、ヴィラモウラ風魚介のカタプラーナ。
たっぷりのアサリが潮干狩り……いや貝塚状態になっています。
ほかにもワタリガニ、ヤリイカ、エビなどの海鮮食材がどっさり。
盛られているトマトをつぶし、汁に溶かしながら食べよとのことでした。
残ったスープには、ごはんを入れてリゾットにしてくれます。
お肉のほうはスープが少なかったので、魚介の鍋だけをリゾットに。
それ以前に、充分すぎるほど満腹だったのもありますけどね。
海鮮のダシがにじみでたリゾットは、やはり素晴らしい味でした。
デザートにはアイスクリームのマデイラワインがけ。
最後のアイスまで、山が3つあるあたり店の姿勢がうかがえます。
ワインの味が力強くガツンと加わり大人の味です。
ものすごい量を食べてワインを4本もあけたにもかかわらず、
その後、2次会まで行くという実に元気な面々でした。
いい感じに酔いが回ってからは、全員がチャンナムのお父さん語だったりも。
チャンナムをきっかけにつながった常連さんがたとの飲み会は、
今後もパワフルに続いていきそうな予感です。
<過去の関連日記>
(08月25日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」でラストタットリタン。
5 Responses to 銀座で南ポルトガル料理。