久しぶりに韓国ラーメンシリーズ。これで11回目ですね。
農心から発売されている「ヘムルタンミョン」を試してみました。
ヘムルタンといえば、海産物がどっさり入った鍋料理。
日本語で言うと「海鮮ラーメン」というところでしょうか。
実際にパッケージの裏を見ても、材料に海産物がずらり。
エビ、イカ、ムール貝、貝のむき身などが名前を連ねております。
パッケージの写真にも、海産物が大きく目立っていますね。
もちろん実物にはこんなに入っていないでしょうけどね。
期待を込めて、かやくの袋を撮影してみました。
この中にたっぷりの海産物が入っているのでしょう。
粉末スープと一緒にぐつぐつ煮込んでいると、
ふわーんと海の香りが、鍋から立ち上ってきました。
真ん中に卵を落としいれ、撮影のために具を集合させ……。
と、ここに至って具の異変に気がつきました。
「ん? 海産物関係の具がないじゃない……」
ワカメが少々、コンブらしきものも少々、ネギとシイタケと、
あとは薄くスライスされたカマボコがえらく目立っています。
ただ、肝心のエビ、イカの姿は見つけることができません。
沈んでしまったのか? いや、底をほじっても見当たらない……。
仕方がないのでカマボコだけでも美しく並べて写真撮影。
食べながら、海産物くんたちを探すことにしました。
いくらなんでも写真のために麺が伸びるのは嫌なので。
で、ずるずると食べ始めたのですが、確かに海鮮の香りがします。
でも全体的に見ると、それだけでは特徴としてやや弱い印象ですね。
これといったインパクトもなく、おとなしい感じのラーメンです。
そして最後まで食べきりましたが、やはり具に海鮮の姿は見えず。
気付かずに食べてしまったのか、本当に最初から入っていないのか。
どこか納得のいかない食事として終わってしまいました。
謎が解けたのは、この記事を書き始めてから。
確認の意味で公式ホームページを見に行ったのですが、
そこにはこんな宣伝文句が書かれておりました。
「ヘムルタンミョンはエビ、イカ、ムール貝、貝のむき身など、
各種海産物の混合粉をスープソースとして作っており……」
海産物の混合粉!?
いくら具を探しても、姿が見当たらないはずです。
ヘムルタンなら具にもしっかり海産物を使って欲しいところ。
なにか香りだけでごまかされたような気分になりました……。
<過去の関連日記>
(04月15日)「スタミョン」は心の中のスター麺。
(05月14日)韓国土産の「トゥムセラミョン」カップラーメン。
(06月11日)3日酔いの昼にカムジャミョン。
(06月25日)お土産で頂いた「健康長寿麺」。
(06月28日)韓国ラーメンシリーズ「ノグリ」。
(07月02日)韓国ラーメンシリーズ「ムパマ」。
(07月06日)韓国ラーメンシリーズ「スナック麺」。
(08月01日)韓国ラーメンシリーズ「オジンオチャンポン」。
(08月06日)韓国ラーメンシリーズ「セウタンミョン」。
(08月14日)韓国ラーメンシリーズ「チャパゲッティ」。