帰国を目前にしているチャンナムご夫婦と浅草に繰り出しました。
つい2日前に新小岩まで行って、しこたま飲んだばかりですが、
もともとはこの浅草のほうが先に決まっていた予定。
某常連さんご一向が企画した食事会で、通訳がわりに混ぜて頂きました。
日本らしいお店で、日本らしい食事を味わって欲しいということから、
浅草にある民家そのままという渋い雰囲気の釜めし店に行きました。
店に入る直前に、
「おお、釜山の店だな!」
というお父さんの愉快な反応があったのは某所にアップ済み。
両方読んでいる方は、さりげなく笑ってください。
釜山の方を食事に招待する際は、釜めしが思わぬ効果を発揮するようです。
お店は釜めし以外にも美味しいものがたくさんあるということで、
まずは一品料理や刺身などで飲み、シメを釜飯としました。
冒頭の写真はカボチャ、ゼンマイ、コンブ、春雨の煮物盛り合わせ。
正面にあるいい色のカボチャがホコホコで美味しかったですね。
ばーんと豪華な刺身盛り合わせが出てきましたが、
基本的に韓国の人にはあまり受けがよくありません。
韓国では刺身というと1匹丸ごと食べるのが普通。
タイ1匹を4人で食べる、みたいなのが刺身のイメージなので、
こまごまとした盛り合わせは逆に少なく思えるようです。
逆に日本人が韓国に行くとタイ1匹は多すぎて持て余します。
最初は見た目の派手さに喜んでも、そのうち味に飽きてしまい、
シメに出てくるメウンタン(アラ鍋)に刺身を放り込んだり。
同じ刺身といえども、感覚の違いはかなり大きいようです。
釜飯はいくつか種類がある中で、五目、アサリ、トコブシを選択。
これをみんなで少しずつ分けながら全種類を味見しました。
写真は五目ですが、お2人がいちばん喜んだのはトコブシでした。
ただ、一応きちんと説明したのですがトコブシがうまく伝わらなかった様子。
最終的には「アワビの釜飯」ということで理解されていたフシがあります。
韓国語でトコブシはオブンジャギ。済州島ではよく食べますが、
この単語が通じなかったのは発音が悪かったのか、ご存知なかったか……。
ま、小さいアワビでも大嘘ではないのでよしとしましょう。
その後、ちょうどお腹が膨れたあたりでお父さんの携帯に店から電話。
「常連さんがお2人に会いたいって待っていますよ」
とのことだったので、我々もくっついて市ヶ谷まで戻りました。
お父さん、お母さんは常連さんに挨拶をし、我々はその横で2次会。
その宴席が盛り上がり、お2人を囲む常連の輪が互いにリンク。
帰国日までのさまざまな送別飲み会にレギュラー参加することとなりました。
<過去の関連日記>
(07月13日)市ヶ谷の「市ヶ谷チャンナムヤ」で開店記念飲み会。
(07月22日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と個人的晩酌。
(07月29日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」で夏の定例オフ。
(07月31日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」についてのお知らせ。
(08月17日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と新小岩ツアー。
2 Responses to 市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」ご夫婦と浅草で釜飯。