韓国料理関係の原稿を師匠に見て頂いており、
その細部に関する質問をしに、師匠宅へ行ってきました。
朝鮮半島にニンジンが伝来し、一般化したのはいつか?
時代的に宮中でニンジンは使われていなかったのではないか?
となるとクジョルパンやファヤンジョクなどの宮廷料理に、
ニンジンを使うのは正しくないことなのではないか?
などなど、誰もついてこられないような激論を展開。
師匠宅図書館の資料をあれこれと引っ張り出しながら、
午後いっぱい、たっぷりと韓国料理談義に花を咲かせました。
ちなみにこのニンジン問題。まだ結論が出ておりません。
そのまま食事どきに突入したので、またも師匠の料理をご馳走になりました。
前回はポトフ、グラタン、パスタという洋風に偏ったメニューでしたが、
今回はどうしたことか大阪風に偏った不思議な料理構成。
冒頭の写真は「大阪式カレーうどん」ということらしいです。
なんでもキャベツとモヤシを入れるのが大阪式だとかなんとか。
材料の関係でキャベツは入っておりませんでしたが、
モヤシやセロリがたっぷり入った風変わりなカレーうどんでした。
引き続いて出てきたのはお好み焼き。
写真はソースとマヨネーズで食べた1枚ですが、
師匠曰く「お好み焼きは醤油だ!」とのことでもう1枚は醤油味。
なるほど。確かに香ばしさの増すお好み焼きでした。
そしてたこ焼き。大阪と粉モノ尽くしということで、
このたこ焼きはとりあえず冷凍食品を使用したとのことです。
ほかに里芋とコンニャクの煮物、油揚げとキュウリの酢の物など、
今回は極めて和風&大阪風の夕食を堪能させて頂きました。
ちなみにこの日大阪風にこだわった理由ですが、
「これがいちばん野菜の処分によいのだ」
という力強い回答があったり。
どうやら師匠宅の余り野菜整理に貢献した模様です。
ありがたく大量の野菜を摂取させて頂きました。
<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
17 Responses to 師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。