15日に配信したメールマガジンでカレーの話を書きました。
その話を書くために、韓国のカレーの味を思い返そうと、
新大久保でオットゥギの「3分カレー」を買ってきて食べました。
オットゥギというのは韓国の大手食品メーカーで、
この3分カレーは韓国で言う「ボンカレー」のような存在です。
お湯を沸かして鍋で3分。あるいは電子レンジでチン。
あっという間にカレーが食べられるという、即席カレーの定番です。
で、実際に家で作って食べてみたのですが、
予想外に、というか予想以上にカレーの味がして驚きました。
黄色い、辛くない、という先入観があったので、
なんだ普通にカレーじゃん! というような感想に。
むしろ韓国のカレーを過小評価しすぎていたのかもしれませんね。
日本のカレーに比べればはるかに香りも刺激も少ないのですが、
それをイメージしすぎたために、逆に普通に感じる……。
物足りない味ですが、それなりに美味しく食べることができました。
韓国で食べていた頃はもっと粉っぽくも感じたのですが、
あれは粉末のルーで作ったカレーだったからでしょうか。
あるいは韓国のカレーもそれなりに進化しているのかもしれません。
ちなみにメルマガを書いたあと、韓国在住の方からメールを頂きましたが、
現在の韓国では日本のカレールーが市場を席巻しているとのことです。
そのうちカレーも日本のように、茶色くなるのかもしれませんね。
余談ですが、今回カレーと真剣に向き合いつつひとつ学んだこと。
韓国語で「中辛」のことは「若干辛い味」と表現するようです。
もうちょっとマシな表現はなかったのかと、しばし見つめてしまいました。
5 Responses to メルマガのネタ用にオットゥギ3分カレー。