世の中には連れて行って頂く店というのがあります。
四谷三丁目のドンキィは、そんな中でも特に自分では行けない店。
値段が高いのみならず、色々な意味で敷居の高い店です。
連れて行って頂くときは飛び上がらんばかりに喜びます。
この店は焼肉店なのですが、メニューというものがありません。
すべて店のママとの相談で料理が決まり、ママの指示通りに食べます。
上の写真は牛タンなのですが、大皿でも食べる順序が決まっており、
脂の少ないほうから、多いほうへ食べ進むように指示されます。
写真ではわかりにくいですが、左から右へという感じ。
確かに食べてみると脂の違いがよくわかります。
そしてこのタンが分厚く、柔らかく、本当に美味しい。
量もたっぷり出てくるので、食べた! という気持ちに浸れます。
なかなかタンだけこんなに食べることってないですもんね。
写真の大皿をそれぞれ3~4人くらいで食べました。
牛タンを食べ終えたら次はロースが出てきました。
塩ロースとタレロースがあり、これも順番で出てきます。
写真は塩ロースのほう。ほんの少しあぶる程度で食べます。
口の中で脂がとろとろに溶け、本当に幸せな気分。
この後さらに、カルビが出てくるのだからたまりません。
この店では1人につき、サラダがひとつずつ出てきます。
焼肉を縁の下から支える裏名物的存在で、これがまた美味しい。
けっこうな量で、最初はこんなにいらないと思うものの、
食べていると、誰しもがぺろっとたいらげてしまいます。
いつの間にやら、野菜おかわり、ということになったりも。
肉だけでなく野菜もたっぷり食べられる嬉しいお店です。
ネットで検索すると、このお店の詳細がわずかながら出てきます。
色々な意味で敷居が高いというのも、よくわかるのではないかと。
たとえお金があったとしても自分だけでは行けません。
5 Responses to 四谷三丁目「ドンキィ」で至福焼肉。