韓国から来る嵐の考察(2)

29日に到着した3名のうち1名は関西方面に移動。
到着初日から歓迎の宴ということで派手に飲んでしまい、
明け方の5時解散だったので、30日は午後からの集合でした。
向こうには連絡手段がないので携帯への連絡を待ちます。

ところが待てども、待てども来るはずの連絡が来ない。

おそらく前日の疲れで起きられないのだろうと推測し、
アテンド役の友人と宿泊先の近くまで行って待機。
連絡を待っていたのですが、3時を過ぎてやっと来た連絡は……。

「いま新宿のカフェで一休みしてお茶してる」

でした。昼頃から行動を開始しすでに観光の真っ最中。
新宿の「どこだかわからないけどオシャレなカフェ」をなんとか探し、
やっとのことで合流することに成功しました。

このあたりの連絡関係がうまくいかないのはいつものこと。
過去の事例では、ホテルで待ち合わせたはずの友人が、
すでに「養老の滝」で飲んでいたこともありました。
このあたりの臨機応変な対応は非常に重要です。

この日の観光は午後からということで東京各地の散策。
新宿から原宿へと移動し、まずは表参道ヒルズなどを見学。
そのまま渋谷までふらふらと歩いてCDなどを眺めたり。
そうこうしているうちに夕暮れどきとなりました。

食事前に何かひとつイベントが欲しいと思ったので、
面白さを求めて西麻布の「ABSOLUT ICEBAR TOKYO」へ。
ここは店内すべてを氷で作ったカクテルバーで、
壁、机、椅子、グラスに至るまで、すべてが氷でできています。
溶けてはいけないので、室温は常にマイナス5度。
普通の服装ではいられないので、入口で防寒着を貸してくれます。

要予約、45分の入れ替え制という特種なシステムですが、
そもそもよっぽどのことがないと45分もいられません。
僕らもかなり頑張りましたが、30分そこそこで出てきました。
料金は1人3500円。カクテル1杯分の値段が含まれます。

食前酒として考えれば高いですが、イベントだと思えばなかなか。
寒さに大騒ぎしながら、写真を撮ったりして盛り上がりました。
この手の面白さは、韓国人にも受けがよいようです。

身体の芯まで冷たくなった後、食事をするために新宿へ移動。
宿が新大久保にあるので、そこまでの移動を考えて新宿にしました。
西麻布からは六本木駅まで歩いて都営大江戸線を利用。
来るときは、渋谷→恵比寿→広尾と移動してきましたが、
帰りは六本木まで15分歩いても、都営線1本を選択。
韓国に比べると、交通費はかなり高い印象があるからです。

新宿では天ぷらの老舗「つな八」で食事をしました。
食事のリクエストで多いのは、やっぱり寿司、天ぷらなど。
日本リピーターだと、もっとややこしいリクエストも来ますが、
とりあえず無難なところで代表的な日本料理が多いです。

新宿拠点が多いので、天ぷらは「つな八」「船橋屋」が定番。
ただいつも思うのですが、あんまり受けはよくありません。
まずいという韓国人はいませんが、絶賛する人もいないような。
油っこさが気になるのか、天ぷらオンリーなのがダメなのか。
天ぷらのリクエストがあるたびに、反応の薄さが気になります。
韓国人に受ける天ぷら情報があったらぜひ教えて頂きたいところ。

同じくラーメンも失敗しやすい料理のひとつです。
どんなに美味しいラーメンでも喜ばれることは少ないようです。



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