不思議なタクシー体験。

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先日、不思議なタクシー体験をしました。
学生の頃はタクシーなんて、めったに乗りませんでしたが、
最近は終電がなくなったりと、タクシーで帰ることも少なくありません。
利用していると、意外に道を知らない運転手さんって多いんですよね。
地方から東京に来て1週間なんて人もおりました。

多少の遠回りくらいなら、仕方ないなと思うのですが、
この間の運転手さんはちょっとレベルが違いました。
上の画像は地図をトレースして作ったルート図なのですが、
これって本気でありえないですよね。
右の点が乗った場所で、中央の点が自宅です。

いつも通り赤い線のルートを通れば15分ほどの距離です。
迷いに迷ったせいか、緑色のルートは1時間半もかかっています。
冗談のような話ですが、これが本当なので笑えません。

しかもおかしいと思って話しかけても、それがどうも通じない。
大丈夫の1点張りで、ガンガンスピードをあげていきます。
大回りしてスタート地点に戻っているにもかかわらず、
それについても何も触れずに、普通に車を走らせています。
事故だけは勘弁して欲しいので、最後はあまり刺激しないように黙っていました。

結局最後は無事に着いたんですけどね。
メーターも尋常じゃないくらいに回っていましたが、
とりあえずいつも程度の額を払っておりました。

このとき領収書をもらったので、後日そのタクシー会社に連絡。
すべての事情を説明したところ、驚きの事実が判明しました。

けっこうな年配の運転手さんだったので、
不慣れな転職でもしたのだろうと思っていたのですが、
実はずいぶんなベテラン運転手なのだそうです。
道を間違うといっても、そこまで間違うはずはないですし、
しかも会社のほうで確認したところ、自分の通った道を覚えていない。
どうも認知症の疑いがあるようだ、との話でした。

結果的に無事だったからよかったのですが、なんとも恐ろしい話。
不慣れなんだろうなあ、とかのんきなことを考えていた自分が恥ずかしいです。
おかしいと思った時点で、すぐにおろしてもらうべきでした。

タクシー会社さんからは丁寧な謝罪があり、
またその日の料金も返還してくれるようです。
そうそうあるようなトラブルではありませんが、
管理のほうはしっかりして欲しいと心から思います。

明日からは3泊4日で九州まで行ってきます。
主に博多近辺におりますが、大分県にも足を伸ばす予定。
その間、ブログの更新が止まるかもしれませんが、
たっぷり美味しいものを食べてきて、報告したいと思います。

とりあえず目玉はタッカンマリ(丸鶏の水炊き)の専門店。
東京でもタッカンマリを出す店はいくつかありますが、
きちんとした専門店としては、初めてではないかと思います。
美味しいといいなあ、とおおいに期待しております。



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