節分なので恵方キンパプツアー。

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僕の住む東京でも恵方巻きの習慣がだいぶ広まってきました。
これまで節分といえば豆まきが普通だったのですが、
最近はコンビニなどでも豆より恵方巻きをアピールしています。
そこでブームに乗って恵方巻きを食べるツアーを開催しました。
もちろん韓国好きが企画するツアーですので、
食べるのはキンパプ(韓国式の海苔巻き)です。
それもやるなら徹底的にということで、
集合からすべて無言という怪しげな集まりにしてみました。

会場としたのは新宿歌舞伎町の双子のり巻き。
この界隈では老舗のキンパプ専門店です。
無言のまま総勢7名が集合し、無言のまま入店。
事前に用意していたスケッチブックに用件を書いて、
無言のままキンパプを注文。無言のままバクバクと食べました。
店の人は不思議そうな顔をしていましたが、
快く趣旨を了解して頂き、注文も意図通り受けて頂きました。

丸かぶりをするので1本を切らずにとお願いしたのですが、
出てきたものを見ると、ずいぶん大きくてびっくりです。
食べきれるのだろうか、と一瞬不安にもなりましたが、
食べてみると意外に食べられるもの。しかも美味しいです。

中に入っている具は卵焼き、オデンの練り物、たくあん、
ハム(魚肉かな?)、ニンジン、キュウリ、カニカマボコの7種。
本当なら外側にゴマ油を塗って香ばしさを出すのですが、
手で持つことを考慮し、店の人が気を利かせて塗らずに出してくれました。

食べてみて気付きましたが、丸かぶりだとずいぶん味が違います。
かぶりつく感じが、どこかオニギリを食べているような感覚。
全体をいっぺんに食べられないので、海苔とごはんだけのところを食べたり、
あるいは具の多いところを食べたりと、味に変化があって飽きません。
切って食べるキンパプもうまいですが、
個人的には、切らないほうがはるかにうまいと感じました。

無言のままキンパプを食べるツアーは無言のまま無事に終了。
その後、2次会、3次会へと足を伸ばし、結局朝までしっかりと遊びました。

店名:双子のり巻き
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-22
電話:03-3203-9996
HP:なし



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