コリアうめーや!!第239号
<ごあいさつ>
2月15日になりました。
つい先日まで、雪とは無縁だった東京に、
いきなり数センチも積もりました。
雪国の方にしてみれば、ないも同然でしょうが、
東京で積もると街が混乱しますね。
人は転ぶは、電車は遅れるはで、
苦労した方も多かったのではと思います。
僕はたまたま自宅作業日だったこともあり、
家で働ける喜びをかみしめておりました。
こういうときにフリーはいいなあと、
浮き草稼業をつかの間忘れる瞬間でした。
風邪をひいているので、余計に助かったり。
さて、そんな中、今号のメルマガでは、
いよいよ10周年記念オフ会が決定します。
前々回のメルマガにご返信頂いた皆様。
斬新な企画と、温かい激励、祝いの言葉を、
本当にありがとうございました。
どんなオフ会にするか悩みに悩みましたが、
ようやく確定しましたのでお伝えします。
コリアうめーや!!第239号。
外の雪景色を眺めつつ、スタートです。
<10周年記念オフ会正式決定!!>
前々号で呼びかけた10周年記念オフ会の企画。
思っていた以上にたくさんの返信があり、
その集計や、企画の決定で時間がかかってしまった。
最後の独り言で、
「1通も返信がなかったら本気で泣きます」
なんて書いたのがアホみたいである。
むしろ、皆様の温かいメールに泣かされた感じ。
返信をくれた皆様には深く感謝をしたい。
改めまして……。
「ありがとうございました!」
ということで、頂いた企画を1ヵ月かけて検討し、
実施に向けたもろもろの準備も無事整った。
あと残すは発表だけなのだが……。
そこで、ちょっと待った!
頂いたメールの中にはユニークなものが多く、
まずはそちらを抜粋して紹介したい。
せっかくの10周年企画である。
多少、じらしてもバチは当たるまい。
まず、前々号で僕が並べた10の企画。
1、韓国料理店10軒ハシゴオフ会
2、東京10区横断オフ会
3、10時間耐久オフ会
4、24時間耐久飲み会
5、会費2万4000円オフ会
6、会費2400円オフ会
7、読者様に会いに行くオフ会
8、読者様チョイスでのオフ会
9、読者様チョイスでの韓国開催オフ会
10、読者様チョイスでそれ以外の企画
このうち、もっとも多かったのは、
やはりというか、10番目の「それ以外」。
10周年という単語が想像力をかき立てたのか、
「10」に絡めた企画をたくさん頂いた。
240号記念から、「24」絡みの企画も考えたが、
こちらは「10」に比べて少数派であった。
その両者を以下に紹介してみる。
・これぞ韓国料理でお勧めという10品を揃える
・メルマガで話題になった10品を揃えて、話を蒸し返す
・過去10年間の料理ベスト10候補を当日食べてもらう
・店でオーダーする品数を必ず10種ないしは24種にする
これらはまさに10周年を象徴するような企画。
中でも過去のメルマガに登場した料理から、
10種類を選んで食べる、という案は多く見られた。
まさに王道ともいうべき10周年企画だが、
これを実際行うには大きな障壁がひとつ。
メルマガで紹介した印象的な料理には、
地方で食べたものも多く、東京で探すのは難しい。
韓国で行うにしても、地方を転々とする必要がある。
仮にソウルであっても難しいだろう。
その中のいくつかに絞るという手もあるが、
それを踏まえても、オフ会として実施するのはかなり大変。
ずいぶん多くの方から類似の意見を頂いたが、
実現の可能性という意味から断念をした。
そして、それ以外の「10」絡み企画。
・韓国全国の焼酎10種類、10本空けて祝う
・著書10冊にサインをして、プレゼント
・同じく10周年のディズニーシーに行く
・新大久保コリアンタウン日帰りツアー10名限定
これらはやろうと思えばかなり現実的である。
韓国の焼酎10種類を揃えるのはやや苦労しそうだが、
全種コンプリートでなければ、なんとか可能だろう。
ディズニーシーの開園は2001年9月であり、
同じく今年、10周年を迎えるらしい。
「コリアうめーや!!のオフ会でディズニーシー!」
というのも違和感があって面白そうだが、
とりあえず他の候補も含めて保留ということにした。
むしろ、心が揺れたのはこんな企画。
・韓国KTX各駅停車ご当地名物オフ
・十条、麻布十番など「10」に縁のある地で開催
・郵便番号「240‐0000」の横浜市保土ヶ谷で開催
これらはひねりが効いていて面白い。
いちばん上の、KTXの各駅停車というのは、
ソウル、釜山間がちょうど10駅であることから。
その全駅で下車し、ご当地料理を食べまくるのが趣旨。
面白そうだが、これも日程的に考えると厳しい。
むしろ仕事としてやりたいぐらいの企画だが、
実際にやるとなると、相当大変な取材になるだろう。
そして、「10」に縁のある場所というのもいい。
例としてあがっていたのは、他に東十条があったが、
あるいは足して「10」になるハシゴオフ会でもいいかも。
三田、新宿三丁目、四谷と移動して10にするとか、
二子玉川、三軒茶屋、五反田と移動するとか。
このパターンは10周年以外でも使えそうなので、
何かの機会に、活用させて頂きたいと思う。
企画者の方からは、サイコロを振って出た目の地域で、
というアレンジバージョンも添えられていた。
地名の数字を、足したり、引いたりしつつ、
合計が10になるまで終われないらしい。
最後の横浜市保土ヶ谷もユニークなアイデア。
どうせなら「240‐0010」がないかと、
探してみたが、残念なことに設定されていない様子。
保土ヶ谷であれば、韓国料理店も充分あるようなので、
これは最後の段階まで、有力候補として残した。
以上が、頂いたオリジナル企画の抜粋。
それに加えて、僕が前々号で示したアイデアへの、
賛同メールも予想以上にたくさん頂いた。
さすがに体力勝負モノへの賛同はなかったが、
・会費2万4000円オフ会
・会費2400円オフ会
・読者様に会いに行くオフ会
この3つには好意的な意見が寄せられた。
もちろん2万4000円企画は資金面に難があるので……。
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参加しなくて一番好きなのは、会費2万4000千
オフ会ですね。お財布的に厳しいので、この会の
ブログを見ながら舌鼓を打ちたいと思います。
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という意見に集約される。
逆に会費2400円で僕が自宅を会場とする、
ホームパーティ的なオフ会案は人気が高かった。
持ち寄り、テイクアウトなどの提案もあり、
かなり現実的なアイデアだと思われる。
そして、熱意の面から反響が大きかったのは、
最後の「読者様に会いに行くオフ会」であった。
僕は前々号の中で……。
もし熱いメールが1通でも届いたとしたら、
それがそのまま採用となる確率は非常に高い。
と書いたが、この企画で返信をくれた方からは、
ずいぶん具体的な長文が送られてきた。
「新潟オフ会などいかがですか?」
「ぜひ私たちの所(長野県飯田市)にもいらっしゃいませんか?」
「もし秋田県に来ていただけるなら私は必ず出席します」
といった感じで各地からオファー。
これには思わず、
「メルマガ書いてて本当によかった!」
とパソコン前で嬉し涙をぬぐった次第である。
事実、これまで僕が声かけをしたオフ会は、
ほとんどが東京であり、ごく稀に大阪といった感じ。
他地域でオフ会を呼び掛けることはなかった。
これまでも地方開催を促す声はずいぶんあり、
また、僕自身も韓国料理の全国的な広がりを感じていた。
国内の地方探索は、いずれ必ずと思っていた課題。
地方に行って、地方在住の読者様と会い、
土地ごとに親しまれている韓国料理を味わう。
そこには10周年という記念というイベントを越え、
僕自身にとっても大きな意義が生まれる。
10周年という節目に新たな1歩を刻み、
次なる10年へと邁進していくオフ会といえる。
「ようし、これだ!」
ということで地方遠征を決定。
日程は3月20日、21日と決めていたので、
早速お誘い頂いた方に、具体的な相談を持ちかけてみる。
日程の都合、開催地案、幹事業務について。
自分でもいろいろ調べつつ、やり取りを進めると……。
なんということであろうか。
僕が事前に日程を絞り込みすぎたこともあり、
具体的なメールをくれた読者様のすべてがNG。
10周年企画はまた振り出しに戻った。
さて、どうしよう。
地方遠征が難しいとなると、
保留にした企画から選んでいくことになる。
現実問題として韓国開催はNG。
となると……。
・会費2400円オフ会(会場八田家)
・十条、麻布十番など「10」に縁のある地で開催
・郵便番号「240‐0000」の横浜市保土ヶ谷で開催
この3つが妥当な候補である。
どれにすべきであろうか、
と耳から煙が出るほど悩んでいたら……。
「じゃあ、ウチでやったら?」
という棚ボタ的なオファーがあった。
以前からネット上でのやり取りがあり、
直接の面識はなかった韓国料理店の経営者さん。
たまたま東京に来ていて、突然携帯に連絡があり、
新大久保で初対面の挨拶をした直後であった。
「え、いいんですか!?」
「もちろん!」
という形でトントンと話がまとまり、
あっという間に、オフ会の骨格が固まった。
長くなったが、以下がオフ会の詳細である。
じゃん!
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コリアうめーや!!10周年記念企画
富山でマッコリを飲む会!!
<要項>
日程:3月20日(日)
場所:コリアンキッチンカエン
時間:18時スタート
会費:5000円
定員:30名(とりあえず)
締切:3月13日(日)
<会場>
店名:コリアンキッチンカエン
住所:富山県富山市内幸町3-1エイゼン第1ビル2階
電話:076-433-0650
http://www.kkaen.com
<申し込み方法>
僕まで直接メールをください。
hachimax@hotmail.com
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ということで、やっぱり地方遠征に決定。
「カエン」のスタッフはちょくちょく東京に来ており、
最新の韓国料理を熱心に研究している志の高い店。
僕も直接お会いする前に、電話やブログを通じてやり取りし、
何度となく韓国料理に関する情報交換をしていた。
いずれ機会があれば、ぜひ行きたいと思っていた店で、
今回の企画で、ようやくそれがかなうことになる。
なお、タイトルを「マッコリを飲む会」としたのは、
「ただ飲むだけじゃないほうがいいですよね」
というお店側からの提案もあって。
いろいろなマッコリを用意し、それを飲みつつ、
「カエン」の韓国料理を楽しみたいと思う。
ということで、富山県在住の方!
あるいは近県にお住まいの方!
連休でたまたま近くにいる方!
僕のように遠征してでも参加してくれる方!
ぜひ、3月20日の夜、富山に集結して欲しい。
万が一、参加者が集まらなかったとしても、
僕はきちんと「カエン」に足を運ぶ。
韓国料理のみならず、キトキトの魚や、
富山ブラック、ます寿しなんかも狙いたいところ。
1泊2日の短い旅だが、楽しんでこようと思う。
もちろんその模様は、いずれメルマガで報告させて頂く。
そして、今回メールのやり取りをさせて頂いた、
他の地域にも、機会を改めて必ず足を運びたいと思う。
東京では23区オフ会を、すでに1年放置したままだが、
47都道府県オフ会も、個人的にはアリかなと思っている。
日本全土で定着しつつある韓国料理の魅力。
さらに10年かけて、じっくりと食べ歩きたい。
<お知らせ>
仕事が忙しくHPの更新ができません。
落ち着いたら、まとめて更新したいと思います。
http://www.koparis.com/~hatta/
<八田氏の独り言>
富山県、および近県に住む読者様。
ぜひ富山オフ会でお会いしましょう。
コリアうめーや!!第239号
2011年2月15日
発行人 八田 靖史
hachimax@hotmail.com